みなさん、こんにちは!ゆっぽです。
私事で恐縮ですが、先日(8/20)実に13年ぶりとなるTOEICを受けてきました。

なぜ今さらまたTOEICを受けようと思ったのかしら?

今まで履歴書に過去のTOEICのスコアを書いていたんだけど、さすがに20歳の時のスコアじゃ参考にならないよな~と思って…

ちなみにその時は何点だったのかしら?

初受験で880点だよ♪(ドヤ顔)

まぐれにしてはなかなかやるじゃない!

でもそのあと英検1級を取得したから、そうなってくるとこの点数じゃダサイよな~と思って…

アンタって変なところにこだわるわよね!で、今回の結果はどうだったのかしら?

ぬっぽも欲しがるね~!仕方ないから特別に教えてあげよう♪


リスニング満点ですって!?アンタただのうさぎのクセに生意気なのよ!

そこは素直に褒めて欲しかった…ぴえん(´;ω;`)
年々、試験の難易度が上がってきているとの情報も飛び交っているTOEICですが、今回は筆者が13年ぶりのTOEICを受けるにあたって実践した勉強法をみなさんとシェアしていきたいと思います。
参考までに、筆者のこれまでの英語経歴について、下記にざっくりとまとめておきます。
- 2010年、大学時代に初TOEIC受験で880点を獲得 (留学経験なし)
- 大学卒業後にオーストラリアへ初ワーホリ、その後ニュージーランド、カナダ、オランダ、アイルランドでの滞在経験あり
- 2018年7月に英検1級に合格
- 2023年3月にIELTS Academic バンドスコア 7.5を獲得
- 2023年8月にTOEIC970点を獲得
この記事を読むことで、TOEIC900点以上を目指すのに必要な勉強法とおすすめの参考書について知ることができますので、今現在TOEICスコア更新へ向けて勉強中の方はぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。
それでは、どうぞ!

TOEICのスコアアップに伸び悩んでいる人は英語学習ブロガーのゆきぴさんが運営されているブログ、「ゆきぴんぐりっしゅ」も要チェックよ♪
TOEIC900点以上を目指すのに必要なテクニックと勉強時間

今回筆者は8/20に13年ぶりとなるTOEICを受験するにあたって、6月の初旬に勉強を開始しましたので、準備に費やした期間は約2か月半ということになります。

その間に実践していた勉強方法がこれだ!(ドン)
- 単語帳を開いて英単語を1日200ずつ反復
- 参考書を開いてリスニングの日、リーディング(パート5&6)の日、リーディング(パート7)の日のサイクルで実践問題を解く&復習
- 通勤時、ランチ休憩時、ジムでの筋トレ時には英語ラジオをひたすら聴いて英語脳を叩き込む
- 休みの日にはネットフリックスの海外ドラマを英語字幕で視聴
- スキマ時間を利用しカフェなどで英字新聞、もしくは洋書を読む
これらを毎日実践すると、少なくとも一日最低3~4時間くらいは英語に触れることになるので、トータルで250~300時間くらいは学習時間に充てたことになります。
また、過去に英検やIELTSといった英語系資格を受験したことがある筆者が感じるTOEICの最大の難点は、やはり問題量の圧倒的多さと時間配分です。
- リスニングでは可能な限り問題文に先に目を通しておく
- 会話形式の問題では「話し始め」、すなわち一番最初のセンテンスに特に注意深く耳を傾ける
- 対話者のイントネーションから感情を読み取る
- 分からない問題、よく聞き取れなかった問題を後まで引きずらない
まず、リスニングで大切なことは問題文に先に目を通すことで、そのあとどのような場面での会話が繰り広げられるのかを先読みする力を養うことです。
特に会話の一番初めには、問題に関わる重要なキーワードが突出してくる可能性が高いので、ここは特に注意深く耳を傾けるように心がけましょう。
また、これは筆者もついついやってしまいがちですが、よく聞き取れなかった問題をいつまでも引きずるのは次の問題にもマイナスな影響をもたらすので絶対に止めましょう。

TOEICも恋愛と同様、過去に固執するのはよくないってことね!

そういうことだぜバディ!
- パート5&6に費やす時間は20分、パート7に費やす時間は55分を意識する
- 品詞の区別のみで即答できる問題は文脈の前後だけを読んで素早く解答
- 特定の文脈における単語の意味を答える問題はなるべく押さえておく
- 問題文に人物名が出てきたら要チェック
続いてリーディングですが、TOEICでは多くの受験者が時間切れにより、塗り絵と言って後半の解き切れなかった問題を適当に塗りつぶす事態が続出しています。
これを防ぐためには上記に掲げた時間配分を徹底することに加え、即答できる問題はどんどん解答していくスピード力を身に付けることが大切です。
また、問題文に特定の人物名が登場してきたら必ず先に目を通し、本文を読む際にその人物が出てくる文脈の前後は特に注意を払うようにしましょう。

以上のポイントを押さえておくだけでもスコアアップにつながるので、今日からさっそく実践してみてね♪
TOEICのおすすめリスニング参考書

それではここからは実際に筆者が使っていたおすすめの参考書についてご紹介をしていきたいと思います。

なお、ここでご紹介する参考書はあくまでTOEIC900点以上を目指す英語学習者向けのものになるので、難易度としてはかなり高めだよ!
難易度:★★★★★
メディアビーコンが出版しているTOEIC参考書の中でも最高峰の難易度を誇るシリーズがこちら。
巷では通称「ウルフ模試」と呼ばれています。

実を言うと筆者はこのカッコいい表紙につられて思わず購入しちゃった♪
これまでのTOEIC試験の中でも受験者が最もつまずきそうな難問ばかりを詰め込んだ問題集になっています。
内容量としては実際のTOEICテストと同様、100問構成のリスニング問題が5回分収録されているので、さらなるスコアアップを目指したい方にはイチオシの問題集です。
TOEICのおすすめリーディング参考書

難易度:★★★★★
難易度:★★★★★
続いてご紹介するのは同じくメディアビーコンが出版している猛獣シリーズより「タイガー模試」、および「ライオン模試」の2冊です。
先にご紹介した「ウルフ模試」と同様、難易度はかなり高めに設定されていますので、筆者の感覚ではこれらの問題集を8割~9割正解できれば本番でもかなり自信を持って良いと思います。
ちなみにタイガー模試はパート5&6の問題が10回分、ライオン模試はパート7の問題が4回分収録されています。
タイガー模試のパート5&6では問題に登場する語彙のレベルが全体的に高く、ライオン模試のパート7では長文が通常よりも長めに構成されているので、精読力と速読力を鍛えるのにはまさにぴったりの問題集と言うことができるでしょう。
TOEICのおすすめ単語帳

難易度:★★★★
筆者がTOEIC受験に向けた英単語帳として活用していたのはこちら、「会話で覚える上級英単語1500」です。
こちらの単語帳ですが、TOEICでも頻出の様々な場面に応じた英単語を、実際の会話に則したかたちでインプットできるのでリスニング対策にも応用できて大変便利です。
また、音声をダウンロードしておうちで毎日反復できるだけでなく、ページ内に設置されているQRコードを読み取ることで外出先でも学習ができます。
音声もアメリカ英語やイギリス英語、オーストラリア英語など実際の試験と同様のアクセントが収録されていますので、それぞれの発音に親しみながら学習ができる点も魅力的です。

単語帳にプラスして語彙力をより増やしたいということであれば上記のような英字新聞を読む習慣をつけるとさらに効果的です。
分からない単語に線を引いたり、自分で意味を調べたりしてそれをスプレッドシートなどにまとめ、オリジナルの英単語リストを作成することでより幅広いボキャブラリーの引き出しを生み出すことができるでしょう。

英単語は時間が経つと忘れてしまうのでとにかく反復が大事!毎日少しでも良いので繰り返すことを心がけよう♪
TOEICのおすすめ公式問題集

難易度:★★
TOEICの過去問は残念ながら日本では販売されていないため、本番に向けた実戦形式で問題を解くには公式問題集を購入するのが一番おすすめです。
上記の公式問題集は、難易度としては最も本番に近いレベルで構成されているため、テスト当日へ向けた仕上げとしてマストで取り組んでおきたい一冊です。
お値段が張るのが少々ネックではありますが、余裕がある人は最新バージョンのものから過去にさかのぼるかたちで解いていくと良いでしょう。
難易度:★★★
解説の丁寧さ、および内容量ともに申し分ないのが上記の参考書、「究極の模試」です。
1問ごとに細かい解説と正答率まで記載されているだけでなく、本番へ向けたアドバイスやちょっとしたテクニックについてもこの1冊で全て網羅することができます。
TOEICの問題集は、ただ解いて終わりというやり方ではなく、むしろ自身が間違えた箇所によりフォーカスを当てて復習することが大切ですので、スコアアップを狙うのであればぜひ購入されることをおすすめします。
難易度:★★★★
先にご紹介した究極の模試のレベルアップバージョンとも言える1冊がこちら、「至高の模試」です。
究極の模試と比べると解説は若干大まかではあるものの、問題の質や内容量は他の公式問題集と比べても非常に満足度の高いものとなっています。
本番よりも少し難易度が高めの問題を繰り返し解くことで、着実に英語力を身に付けることにもつながりますので、究極の模試とセットでぜひ取り組んで頂きたい、イチオシの教材です。
難易度:★★★★★
最後にご紹介するのはこちら、TOEIC満点のカリスマ講師、関 正生先生が著書の教材、「世界一わかりやすい総合模試2」です。
正直、めちゃくちゃ難しいので本番直前に取り組むことはあまりおすすめしませんが、より自分を追い込みたい方や990点満点を目指している人にはぜひ挑んで頂きたい1冊となっています。
本番形式の演習問題が2回分収録されており、解説がとても丁寧で分かりやすいので、これをコンプリートすることで確実に自信につながることは間違いないでしょう。
TOEICのおすすめアプリ

英語系のアプリを上手に活用することでTOEIC学習にも役立てることができますので、最後に筆者も使っているおすすめのアプリをご紹介してこちらの記事を締めくくりたいと思います。
TEDはあらゆるジャンルで活躍している著名人や活動家、クリエイターといった人々のスピーチを聞くことができるアプリで、単にリスニング力を鍛えるだけでなく、世の中に対する教養も同時に身に付けることができます。
ご自身の興味のあるトピックについてオーディエンスの一員になった気分で聞いてみると、非常に興味深い教訓が得られるかもしれません。
また、話し手のバックグラウンドも様々ですので、多種多様なアクセントに触れることでより洗練された英語脳を磨き上げることにもつながりまさに一石二鳥と言えます。
abceedはTOEIC学習者にとっては必須の英語系アプリとしても位置付けられており、スマホにダウンロードしておくことで様々な教材と結びつけることができます。
アプリの中からお目当ての教材を探し出し、無料でリスニング問題を再生したり、採点機能を駆使して自身のレベルを把握したりととにかく使い勝手が良いのが特徴と言えます。
有料版に登録するとあらゆる英語学習教材にアプリからアクセスできるようになりますので、費用を抑えて効率よく学習したいという方にはぜひおすすめしたいアプリです。
記事の冒頭でも申し上げたように、ネットフリックスには英語字幕機能が付いていますので、お好きな海外ドラマを英語字幕で視聴することで英語への理解力を高めるという点において大活躍します。
TOEICに出てくる単語やフレーズにはビジネス英語が中心というイメージがあるかもしれませんが、日常生活における何気ない一コマが登場する場面も決して少なくありません。
そういったあらゆる状況に柔軟に対応できる力を養うためにも、普段から英語で物語を聞いたり、読んだりすることは長い目で見ても非常に効果的な勉強方法と言うことができるでしょう。
まとめ
以上が筆者が今回、TOEICを受験するにあたって実践した勉強法のご紹介です。

正直なところ、これを全てこなすのはかなり大変なんじゃない?TOEICの受験者の大半は働いている社会人か学生だって聞いたわよ?

TOEICは英語力はもちろんだけど、ある程度テクニックも必要になってくるので、とにかく本番の形式に慣れることが大事!そのためにもまずは受験日を決めたらそこから逆算して計画的に勉強スケジュールを練っていく必要があるね。

最後に、今現在スコアアップを目指して頑張っているみんなへメッセージはある?

TOEICはやればやっただけ自信につながるテストなので、日々の積み重ねを大切にして一緒に英語学習を頑張っていこう!
今回の記事を読むことで、今後TOEIC受験を控えているみなさんのモチベーションアップに少しでもつながれば大変嬉しく思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ではまた、See you soon!
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