3か月でIELTSバンドスコア7.5を達成した筆者の英語勉強方法

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みなさん、こんにちは!ゆっぽです。

先月、久々にIELTSの試験を受けてきたのですが、その結果がちょうど数日前にメールで送られてきたので、公開したいと思います。

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なんと今回、嬉しいことに目標としていたバンドスコア7.5を達成することができました!

ぬっぽ
ぬっぽ

Twitterをアンインストールしてまで勉強に専念した甲斐があったわね♪

ゆっぽ
ゆっぽ

高い受験料が無駄にならなくて良かった…

というわけで今回は、筆者がバンドスコア7.5を達成するにあたって実践した勉強方法を、みなさんとシェアしていきたいと思います。

この記事を読むことで、IELTSのスコアアップに必要な学習ステップについて知ることができますので、今後IELTS受験をお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。

それでは、どうぞ!

そもそもIELTSとは?TOEICとの違い

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まずはじめに、IELTSという試験自体についてよく知らないという方のために簡単にご説明をさせていただくと、IELTSとは「International English Language Testing System」の頭文字を取ったもので、主にEU圏やイギリス英語を主流としている国で広く認知されている、英語力を測るための試験となっています。

ゆっぽ
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留学先としても人気のオーストラリアやニュージーランド、カナダでも幅広く受け入れられている試験なんだよ♪

試験のタイプは大きく分けて2つあり、ジェネラル・トレーニング・モジュールは上記に述べたような海外へ移住するとなった場合に必要となる形式、そしてアカデミック・モジュールは海外の大学やその他の教育機関へ進学する場合に必要となる形式になっています。

ゆっぽ
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ちなみにジェネラルとアカデミックでは、リーディングとライティングにおいて問題の形式がそれぞれ異なるのでそこも注意しよう!

日本人にとって馴染みのあるTOEICとの主な違いは、ビジネス英語に特化したリスニングとリーディングで構成される試験がメインのTOEICとは異なり、IELTSではライティングとスピーキングも加えた4つのセクションで試験が構成されているという点です。

また、試験時間も説明等を含めて約3時間と非常に長く、途中でトイレ休憩も挟まないので集中力と忍耐力が非常に試される試験とも言えます。

ゆっぽ
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ちなみにペーパーテストでは運営側が支給する鉛筆と消しゴム、そして透明な容器に入った水以外は持ち込み不可なのでそこも気を付けよう!

そしてもうひとつ、TOEICとの大きな違いは受験者にとって悩みの種となる受験料です。

各種英語試験の受験料一覧
  • TOEIC…¥7,810
  • 英検1級…¥12,600
  • IELTS…¥25,380
  • TOEFL…$245(約¥32,000)

上記の表を見て頂くと分かるように、TOEICと比較してもIELTSの受験料は約3倍と、驚くほどに高額に設定されています。

また、スコアの算出方法ですが、TOEICが200問構成の990点満点であるのに対して、IELTSではバンドスコアと呼ばれる、0.5ポイント刻みのスコアによって英語力を測ります。

ゆっぽ
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各4部門のスコアを足し合わせて平均値を出したものがOverallのバンドスコアになっているよ♪

満点は9.0となっているのですが、参考までに筆者のバンドスコア7.5がどのくらいなのかをお伝えさせて頂くと、これは大体受験者全体の上位4%にあたるスコアに相当し、オックスフォード大学やケンブリッジ大学に出願する際に求められるスコアと同等のレベルと言うことができます。

ちなみに筆者は今回が2回目の受験で、前回はバンドスコア7.0でしたので記録を見事に塗り替えることができたのですが、試験に向けての勉強を本格的にスタートさせた2023年1月~の3か月間で行った具体的な学習方法について、ここからはみなさんとシェアしていきたいと思います。

ゆっぽ
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ちなみに今回は筆者が受験したAcademic moduleについてのお話をしていくから、そこのところだけよろしくね♪

Listening(リスニング)

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今回、部門別に見てもリスニングのスコアが最も高かった筆者ですが、はじめに結論から言うとリスニングは過去問を解いた量に比例してスコアが伸びるというセオリーに当てはまらない例外と言えます。

その反面、学習のしやすさや継続力という点においては最も手をつけやすいのがこのリスニングであると筆者は個人的に思っています。

では一体どのように勉強をしていたかというと、IELTSはイギリス英語をベースとしている試験であるため、筆者は普段からイギリス英語のポッドキャストやニュースを日常的に聞いたりしていました。

BBC Sounds

BBC Sounds

BBC Media Applications Technologies Limitedposted withアプリーチ

起床してから着替えるまでの間、朝食を食べているとき、歯を磨いているとき、トイレにこもっているとき、通勤時の往復、お昼休憩、ジムでトレーニングをしているときなどなど、とにかく少しでもスキマ時間があればひたすら上記のポッドキャストを流して英語脳を自分自身の体に染み込ませるのです。

会話の内容を全て理解せずとも、英語のリズムやイントネーション、発音等を繰り返し聞くことで、自然と耳が慣れてくると同時に、いつの間にか英語をインプットすること自体が習慣化していきます。

また、上記のポッドキャストではさまざまなテーマを取り扱っているため、ニュースや科学、スポーツ、アート、教育などスピーキングやライティングの際にも役に立ちそうな幅広いトピックを毎日聞くように心がけると良いでしょう。

さらに、IELTSの過去問を解く際にはスコアのアップダウンに一喜一憂するのではなく、復習により力を入れることをおすすめします。

過去問の後方ページには必ずオーディオスクリプトが付いているので、問題を解き終わって採点をしたら、スクリプトを見ながらもう一度該当箇所を聞き直したり、ディクテーションを行ったりして自分がどの部分を聞き取れなかったのか、必ず確認をするようにしましょう。

以下、実際のリスニング試験を行うにあたっての解き方のコツをまとめておきます。

  • 問題文に先に目を通し、空欄箇所に大体どういう答えがくるのか予想する
  • 空欄直前のキーワードに丸をつけ、リスニング時にそのキーワードに注意深く耳を傾ける
  • 字数制限やスペルミスには要注意

Reading(リーディング)

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リーディングは長文読解が主な試験内容になっており、1時間という限られた時間の中でいかに正確に文章の中身を理解できるかが問われるセクションと言えます。

今回、筆者がリーディングの勉強に使用したのは以下の3冊です。

まずはIELTSに必要なボキャブラリーを増やすため、単語帳を用いて1日100語、新しいワードを頭に叩き込んでいきます。

ゆっぽ
ゆっぽ

余裕がある人はもっとやってもOKだよ♪

単純計算で1日100語ずつ覚えていくと、44日で上記の本を1周することになるので、そうしたら1週目で初見だった単語にフォーカスして、今度は2週目を繰り返し行っていきます。

ゆっぽ
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この単語帳、赤シートが付いていたり類義語も載っているのでとっても分かりやすくておすすめだよ♪

筆者は毎日の単語学習を欠かさず行うのに並行して、IELTS学習では定番の過去問も2冊ほど解きました。

こちらに関しては最新のものから順番に、さかのぼるかたちで解いていき、採点の際には本に付属しているコードからリソースバンクにアクセスし、詳しい解説を読みながら復習を行いました。

ゆっぽ
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リーディングは本番の問題形式に慣れるのが一番の近道なので、過去問は絶対に解くようにしよう!

リーディングに関してはとにかく時間との戦いになりますので、3パートで構成されている長文を1パートにつき20分以内で解き切ることが重要になってきます。

そのため、普段から多読や速読の力を身に付けるとともに、必要な情報を瞬時に読み取って抜き出すという瞬発力も鍛えることが求められます。

以下、実際のリーディング試験を行うにあたっての解き方のコツをまとめておきます。

  • 問題文に先に目を通し、どういうトピックの文章なのかを大体予想する
  • 問題文からキーワードとなる単語に丸をつけ、実際に文章に目を通す際にそのキーワードが出てくる箇所に注意を払う
  • パラフレーズ(文章の言い換え)に注目する

Writing(ライティング)

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多くのIELTS受験者が最も苦戦するのがライティングです。

というのもこのセクションに関しては、独学ではスコアアップを図るのが難しいからです。

ただでさえ受験料が高いIELTSの試験自体に加えて、勉強にまでお金を費やしたくない…そう考えてしまうお気持ちは痛いほど分かりますが、このライティングに関してだけは有料の添削サービスを活用されることをおすすめします。

ゆっぽ
ゆっぽ

自分が書いたエッセイを人に見てもらわないと、評価ができないからね…ハイスコアを狙うには必要な投資と考えよう!

筆者が活用したのは、IELTS-Blogという、IELTSの試験準備に特化したウェブサイトのライティング添削サービスです。

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IELTS-Blog公式サイトより抜粋

こちらのサービスでは1回分のお試しプランや即時フィードバックが受けられる特急プランなど、3つの異なるパッケージが用意されているので、ご自身に合ったプランを選ぶのが良いでしょう。

ゆっぽ
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ちなみに筆者はすぐにフィードバックが欲しかったので真ん中のExpressプランを購入したよ♪

IELTSの専任講師による丁寧な添削やアドバイス、さらには自身のライティングに関する推定スコアも算出してもらえるので、今現在自分がどの程度のレベルにいるのかが数値化できてとても便利です。

また、提出もWordとEメールのみで簡単にでき、トピックも数ある種類の中から好きなものを選ぶことができますので、アカデミックライティングに頻出のあらゆるパターンにも柔軟に対応しているサービスと言えます。

さらにIELTS-Blogとあわせてもう一つ、活用していたのがオンライン学習サービス、UdemyのIELTSコースです。

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レクチャー内容やコースの長さに応じて値段も異なりますが、こちらもスマホやPCさえあれば気軽に英語学習を進めることができる、大変便利なオンライン学習サービスになっていますので、独学に行き詰ったらぜひ活用されてみることをおススメします。

ゆっぽ
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筆者が購入したパッケージ(写真一番下)では、ライティングに必須の表現やサンプルアンサー、グラフやパイチャートの攻略法などについて学べるお得な情報が盛りだくさんのコースだったよ♪

期間限定でコースの割引も行っているので気になる人は要チェック!

以下、実際のライティング試験を行うにあたっての解き方のコツをまとめておきます。

  • パート1よりもパート2に注力すべし!(点数配分が大きいため)
  • 導入→主張→結論といった文章構成の型を遵守する
  • パート1では150字以上、パート2では250字以上書けるように普段から感覚を養っておく

Speaking(スピーキング)

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現在、筆者は海外在住のため、スピーキングに関しては日常生活の中で英語を使う機会が頻繁にあったのが、今回の大幅なスコアアップに結び付いたのだと推察されます(前回6.0→今回7.5)。

ライティングと同様、独学ではスコアアップを目指すのが難しいスピーキングですが、IELTSのスピーキングテストは会話の流れがパターン化されているため、本番のテスト形式を知っておくことで事前に準備できることはいくつかあります。

こちらはRoss IELTS Academyが提供している、IELTSのスピーキング模擬テストのユーチューブ動画になりますが、様々なスコアに応じた受験者の実際のスピーキングテストの様子を見ることで、自分自身の実力と比較する際に大変参考になる動画になっています。

スピーキングテストの流れですが、まず、パート1では自分自身のことに関する日常会話を繰り広げるところからはじまり、パート2では与えられたトピックに関するスピーチを2分間行います。

そして最後のパート3では先ほどのパート2で触れたトピックに関連した、より詳細な質疑応答を行うのがIELTSにおけるスピーキングテストの一連の流れとなっています。

ここで大切なのは、例え自分があまり詳しくないテーマについて話すことになったとしても、なるべく会話を途切れさせないように、うまく自分の考えを広げて話を続けることが、スピーキングのスコアアップには不可欠になってきます。

あくまで監督者が見ているのは、スピーチの一貫性や使っている単語の幅、そして文法的な構造や発音になりますので、話の内容が正しいのかどうかという整合性ではないということを念頭に置いておきましょう。

ゆっぽ
ゆっぽ

極端な話、作り話でもちゃんと筋が通っていればハイスコアを狙えるということだね♪

スピーキングは今まで吸収してきた英語をアウトプットするための試験になりますので、日本にいてなかなか英語を使う機会がない…という方はやはり国際交流コミュニティやオンライン英会話等を活用して、本番までにアウトプットの訓練を十分に行っておくことが推奨されます。

沖縄在住ブロガー、ゆきぴさんが運営されている上記のブログ、「ゆきぴんぐりっしゅ」ではオンライン英会話の口コミや実体験レポートについても詳しく知ることができますので、興味のある方はぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

ゆっぽ
ゆっぽ

幅広いトピックについて先生と1対1でディスカッションができるのが、オンライン英会話の強みでもあるよね♪

以下、実際のスピーキング試験を行うにあたっての話し方のコツをまとめておきます。

  • 会話に詰まりそうになったらFiller(繋ぎ言葉)をうまく使う
  • 2分間スピーチでは途中で止められるまでは話し続ける
  • 質問をパラフレーズして多種多様な表現を使うよう心掛ける

まとめ

以上が筆者がIELTS受験へ向けての3か月間で実践した勉強方法のまとめになります。

筆者は現在、フルタイムで約40時間働いているため、平日は出勤前と就業後に合わせて最低約2時間ほど、そして休日にはその倍の最低約4時間を勉強時間に充てていました。

ぬっぽ
ぬっぽ

なかなかエグイわね!

IELTSは一般的に、スコアを1.0伸ばすのに、大体200~300時間の勉強時間が必要だと言われている、大変難易度の高い試験になっています。

そのため、現在就業されている方は、いかに勉強時間を上手に捻出して、かつそれを毎日継続できるかが、ダイレクトに結果に結びついてくると言っても過言では無いでしょう。

これからIELTSを受験されるご予定の方がいらっしゃいましたら、ぜひ今回の筆者の勉強方法を参考にして、ご自身に合ったかたちでそれぞれの目標やスケジュールを立てて頂ければと思います。

そしてみなさんが目標とするスコアを達成できるよう、筆者も全力で応援しておりますので、何か質問などございましたらお気軽にコメント等で教えて頂けると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ではまた、See you soon!

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