みなさん、こんにちは!ゆっぽです。
突然ですがみなさんは、「Kombucha」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

Kombuchaって…つまり「こんぶ茶」のことでしょ?
日本人であれば真っ先に思い浮かぶのが、乾燥させて細かく刻んだコンブをお茶に加えて楽しむ上記のような「こんぶ茶」かと思いますが、実は海外でKombuchaというと全く別の飲み物を指すのです。

そうだったの~?全然知らなかった!

外国でもジャパニーズスタイルのこんぶ茶は流行りそうだけどね♪
今回は、最近セレブの間でも流行っている話題の健康飲料、「Kombucha」についてみなさんとシェアしていきたいと思います。
この記事を読むことで、Kombuchaの知られざる魅力やその効能についても知ることができるので、ぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。
それでは、どうぞ!
Kombucha(コンブチャ)とは?

Kombuchaは東モンゴル原産で、後にシベリアでよく飲まれるようになった発酵飲料。紅茶、もしくは緑茶に砂糖を加え、そこに培地で栽培されたキノコにも見えるゲル状の塊を12日から14日ほど漬け込む事で発酵させる。
出典:wikipedia
Kombuchaは元々は中国やロシアの南部で誕生した飲み物で、ビールや日本酒と同じ発酵飲料としても知られています。
紅茶や緑茶に、SCOBY(スコビー)と呼ばれるキノコにも似た酵母を漬け込むことで、独特の風味や酸味を醸し出すことから、欧米やオセアニア地域では大変人気の高い飲み物となっています。

日本でも「紅茶キノコ」という名称で一時はブームになったんだよ♪

そうなんだ~!でもどうしてそれが「Kombucha」と呼ばれるようになったのかな?
一説ではゼラチン状のSCOBYが外国人にはコンブのように見えたことからKombuchaと名付けられたという説がありますが、真相は定かではありません。
今では海外のスーパーに行くと必ずと言っていいほど商品棚にずらりと並べられたKombuchaにお目にかかることができます。
種類もビンに入っているものから缶に入っているタイプなど様々で、味もグレープフルーツやオレンジなど複数のフレーバーがあります。
最近はオシャレカフェでもメニューにKombuchaを取り揃えているところも増えてきたので、もはや人々にとってはコーラやスプライトと同じくらい欠かすことのできないドリンクになりつつあると言えます。
コンブチャの味とメリット・デメリット

コンブチャの味
日本人にとってはあまり馴染みのないKombuchaですが、一体どんな味がするのでしょうか?

発酵飲料だしなんか独特のクセがありそうだけど…

それが意外なことに酵母のクセは全くなくて、スッキリしていて飲みやすいのが特徴なんだよ♪
Kombuchaの味を分かりやすく例えるならば「スパークリング・アイスティー」と形容するのが最もしっくりくるかと思います。
一口飲んだ瞬間、炭酸の爽やかな刺激が喉を突き抜け、そのあとに紅茶の華やかな香りがフワッと感じられるような、そんなスッキリした飲み口になっているのが特徴です。
各ブランドによっても柑橘系のフルーツやベリー系、もしくはラベンダーやローズヒップなどのフローラル系といったフレーバーをプロデュースしていますので、ご自身のお好みに合わせて色々な味を楽しむことができます。
コンブチャのメリット
では、Kombuchaを飲むことにより期待できる効果や効能はどのようなものがあるのでしょうか?ここではこれまでの実験により明らかになっている代表的な例を挙げておきます。
- 抗菌作用
- 血糖値のコントロール
- 抗酸化作用
まずはじめに、Kombuchaにはキムチや味噌といった発酵食品にも含まれている、プロバイオティクスと呼ばれる成分が豊富に含まれています。
このプロバイオティクスは別名善玉菌とも呼ばれ、悪玉菌が腸内に住み着くのを防ぎ、腸内環境をキレイに整えてくれるはたらきがあります。
また、Kombuchaは紅茶や緑茶を使用するため、それらに含まれているポリフェノールが抗酸化作用として血圧やコレステロールを下げてくれるというメリットも実証されています。
さらには、Kombuchaには血糖値を下げる働きがあることも最近の実験では明らかになっており、糖尿病や心臓病のリスクを下げるためのサプリメントとしてKombuchaを取り入れようという動きが医療業界の中でも見られるようになっています。

発酵食品とお茶というヘルシーなコラボが生み出した画期的な飲料がまさにこのKombuchaというわけだね!
コンブチャのデメリット
ここまで聞くとまさに万能なドリンクのようにも思えるKombuchaですが、飲み続けるにあたって考慮しなければならないデメリットもいくつかありますので、それについてもお伝えしておきたいと思います。
- カフェインが含まれているため就寝前は控える
- 砂糖が入っているため飲み過ぎには注意
- 間違った方法で作ると大腸菌やサルモネラ菌などが混入するリスクがある
多くの清涼飲料水においても共通して言えることですが、Kombuchaにはカフェインや砂糖が少なからず含まれているため、大量の摂取や就寝前に飲むことはおすすめしません。
また、後述しますがご自宅で自家製のKombuchaを作る際には、誤った方法で作ってしまうと体に悪い作用をもたらす菌を繁殖させてしまうため、自己流ではなく正しいレシピに従うことが大切です。

お店で購入する際には砂糖の含有量やカロリーについてもちょっぴり気を配ってみることが大事なんだね♪

そういうことだね!でも実際におうちでも簡単に作れるから、次の項目ではKombuchaのレシピについて紹介していくよ~♪
コンブチャのレシピ
一般的なKombuchaに必要な材料
1. SCOBY(種菌)1個
2. 紅茶、緑茶、ウーロン茶等のティーバッグ 1個
3. 上白糖やキビ砂糖 40g
4. 浄水 500ml
参考サイト:クックパッド
Kombuchaをご自宅でも手軽に作りたい!そんな希望を抱いている方に朗報です。
なんとKombuchaは上記のようにたった4つのシンプルな材料のみで作れてしまうんです!

ん~…けどこのSCOBY?ってやつはどこで手に入れればいいのかしらん?
ぬっぽちゃんと同じような疑問を抱いた方もご安心ください。
上記のようなコンブチャスターターキットを使えば、誰でも簡単にオリジナルのKombuchaがご自宅で楽しめます。
作り方はいたってシンプルで、お水にお好みのティーバッグを入れて沸騰させ、しばらく経ったらティーバッグを取り除いて砂糖を加えます。
そして紅茶が冷めたらビンなどの容器に移しそこへSCOBYを加え、あとは5日~7日ほど放置して(冬場はその倍ほど)、甘みと酸味を両方感じられるようになったら完成です。
お茶の代わりにジュースで作ることもできますし、スパークリングワインで割ってもとても美味しいです。
原液が完成すれば様々なアレンジを効かせることができますので、気になる方はぜひおうちでトライしてみてくださいね。

ちなみにSCOBY自体も食べることができて、食感はナタデココに似ているよ♪
コンブチャを取り扱っているお店
最後に、自宅で作るのは面倒だから、お店で作られた本格的なKombuchaを味わってみたいという人のために、日本でKombuchaを取り扱っているショップのご紹介をしておきます。
ferment works

ferment worksは和歌山県に醸造所を構えるブルワリーで、Kombuchaの他にもこだわりのクラフトビールや米麹発酵飲料を販売しています。
国産無添加のKombuchaの魅力をたっぷりと味わってみたいという方は、ぜひこちらの店舗を訪れてみることをおすすめします。
住所:和歌山県和歌山市舟大工町3 きのしたビル1F
TEL: 073-488-6280
営業時間:火~土 11時~18時/日、月、祝定休
アクセス:南海和歌山市駅から徒歩3分
Wow-Food

Wow-Foodは「ジュースで健康をカジュアルに」をコンセプトに掲げ、様々なフレッシュジュースや植物性発酵飲料をリリースしています。
残念ながらフラッグシップストアというかたちではお店を展開していませんが、公式サイトからもオンラインストアにアクセスできますので、気になる人はぜひリンクをクリックしてみてくださいね。
_SHIP

_SHIPは埼玉県川口市に店舗を構える、ナチュラルな原材料にこだわったKOMBUCHAブランドで、日本で唯一、非加熱製法にこだわった専用ブルワリーで醸造をしています。
お店ではこだわりのKombuchaを飲み比べできるサービスもありますので、お近くにお住いの方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
住所:〒332-0004 埼玉県川口市領家5丁目4−1
TEL: 048-222-1171
営業時間:金~日 10:00~16:00/月~木 定休
アクセス:JR川口駅から車で約10分
まとめ
以上が今海外で話題の健康飲料、Kombuchaのご紹介になります。
日本でも海外のヘルシー志向への興味が高まりつつある中、もしかすると次に来るべきブームはこのKombuchaかもしれません。
この記事を読んで少しでもKombuchaに興味がわいてきたよ!という方は、ぜひ先にご紹介したKombuchaブランドの方もあわせてチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた、See you soon!
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