みなさん、こんにちは!ゆっぽです。
今回は筆者がカナダワーホリ中に一目惚れした美味しいカナディアンウイスキーを3つ、ご紹介したいと思います。
一般的に美味しいウイスキーを作るにあたってに欠かせないのは主に以下のような条件となります。
- 原料となる大麦などの穀物の産地であること
- 良質な水源が豊富であること
- ウイスキーの熟成に適した冷涼な気候であること
これを全て満たしている産地は世界5大ウイスキーとしてその名を馳せており、実はカナディアンウイスキーもそのメンバーの立派な一員なのです。
参考までに、カナディアンウイスキーの定義についても以下に記載しておきます。
カナディアン・ウイスキーは、カナダの法律によって縛りがかけられている。それによれば、カナディアン・ウイスキーは、穀類のみを原料とし、これを麦芽の持つデンプン分解酵素によって糖化し、酵母によって醗酵させ、カナダ国内で蒸留し、容量700リットル以下の樽を用いて熟成を行い、最低でも3年以上の熟成期間を経たものである。
出典:wikipedia
なお、熟成はカナダ国内で行わなければならないともされている。これらの定義に合致しない場合は、カナディアン・ウイスキーを名乗れない。
このように、カナディアンウイスキーを名乗る為には厳しいルールが適用されており、その基準を満たした商品だけが正式なカナディアンウィスキーとして国内外に出回ることを許されているのです。
カナディアンウィスキーの原料となる穀物は主にライ麦、大麦などのムギ類とトウモロコシで、これらを混ぜ合わせたものはブレンデッド・ウイスキーと呼ばれています。
それぞれの比率が異なると香りや味わい、個性といったものも大幅に変わってくるので、非常に奥深い世界であるとも言えます。
これからご紹介する3種も、それぞれ全く趣の異なるウイスキーばかりですので、ご自分の趣向に合わせてお気に入りをチョイスしてみるのも楽しいですよ。
それでは、どうぞ!
BEAR FACE Triple Oak
BEAR FACE Triple Oakの最大の特徴は異なる3種類のオーク樽で7年間熟成されており、それぞれの個性を存分に引き出している点にあります。
アメリカンオークではハニーやバニラのようなしっとりした甘みを、フレンチオークではフルーツやスパイスのような華やかさを、そしてハンガリアンオークではスモーキーさをそれぞれ加えることで、非常に繊細で複雑な味を演出しています。
2019年にはカナディアン・ウイスキー・アワードも受賞していますので、名実ともに兼ね備えた珠玉の一品と言うことができるでしょう。
Crown Royal Black
1939年、イギリス国王として初めてカナダを訪問したジョージ6世への献上酒として誕生したこのクラウン・ローヤルは、今ではカナダ国内を代表するウイスキーとなっています。
軽快な口当たりとまろやかな味わい、国王の王冠からヒントを得たとされる優美なボトルは、見ているだけでもリッチな気分を味合わせてくれます。
こちらのブラックは通常のクラウン・ローヤルよりも高いプルーフでブレンドされているため、色と同様より濃密で深い味わいを楽しむことができます。
大切な人への贈り物や、記念日にもピッタリの上質なウイスキーと言えるでしょう。
LOT 40
上記の2つに加えて筆者が個人的に最もおすすめしたいのがこちらのLOT 40というウイスキーです。
カナダのお店でどれにしょうか悩んでいたら酒屋の店員さんにおすすめされて購入したのですが、飲んでみたらとても美味しかったのですっかりお気に入りリストに殿堂入りしました。
100%ライ麦のみを使用し、製造過程も昔ながらの伝統的な技法で1回に少量のみを蒸留することで、ライ麦本来の持つ風味や味わいを損なわないように製造されています。
華やかな柑橘系を思わせるような香りにバニラやコーヒーを連想させるリッチなボディ、そして最後には爽やかな余韻が残ります。
カナディアンウィスキーをまだ飲んだことがないという人にはぜひ試して欲しい一品です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?日本の酒屋さんを探してみると、人気のカナディアンウィスキーが並んでいるお店が結構ありますので、もし良かったらチェックしてみてくださいね。
本場のカナダでは醸造所を見学出来たり、現地でしか味わうことの出来ないクラフトウイスキーもたくさんありますので、カナダにお越しの際にはそちらもあわせて調べてみると大変興味深いですよ。
みなさんも海外で出会ったおすすめのウィスキーがありましたら、ぜひコメント等で教えて下さると嬉しいです。
ではまた、See you soon!
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