みなさん、こんにちは!ゆっぽです。
突然ですがみなさんは、南アフリカと聞いて何を思い浮かべますか?
南アフリカ共和国と言えばアフリカ大陸では珍しい、英語を公用語としている国でもあるわよね!
首都はケープタウンで、大自然や綺麗なビーチなんかも有名だよね♪
あとはやっぱりサバンナの動物たちかしら?
日照時間が長く、温暖な気候を活かしたワイン産業が盛んな南アフリカですが、実は最近になって国産ウイスキーもワインに追随する勢いでその知名度をじわじわ高めてきています。
というわけで今回は、酒のやまやで見つけた、おすすめの南アフリカ産ウイスキーをみなさんとシェアしていきたいと思います。
この記事を読むことで、日本人にとってはあまり馴染みのないアフリカンウイスキーについてちょっぴり詳しくなることができますので、お酒好きな方や少し変わったウイスキーを試してみたいという方はぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。
それでは、どうぞ!
スリーシップス セレクト (THREE SHIPS Select)
特徴:スパイスの香り、フルーティーさ、若干のスモーキー感
スリーシップスは南アフリカを代表するウイスキーの一つでもあり、1886年に創設されたジェームス・セジウィック蒸留所で造られているシグネチャーブランドとも言える商品です。
2016年にグローバル・ウイスキーマスターズを受賞、さらに2020年にもワールド・ウイスキーアワードを受賞している本商品は、セレクト以外にも5年、10年、12年など様々なラインナップを取り揃えています。
モルトとグレーンをブレンドし、アメリカンオークで3年ほど熟成させたこちらのセレクトですが、アフリカ特有の寒暖差を活かした早熟プロセスにより、通常よりも短い熟成期間にもかかわらず、リッチでスムーズな口当たりを再現しています。
やや薄水色がかったゴールドの液体に鼻を近づけてみると、華やかなアロマがふわっと引き立ち、わずかにスモーキーさも感じられる香りが特徴です。
味わいも非常にフルーティーでバランスがよく、熟成したハムやチーズなどとの相性が抜群な仕上がりになっています。
スリーシップスシリーズの中ではこちらのセレクトが一番お求めやすい価格になっていますので、まずは手始めにトライして頂きたい、おすすめの一品です。
ベインズケープマウンテン (Bain’s Cape Mountain)
特徴:バニラの香り、熟成した果実の甘さ、ピリッとしたフィニッシュ
続いてご紹介するのは、先述したスリーシップスと同様、ジェームス・セジウィック蒸留所で造られているシングル・グレーンウイスキー、ベインズ(Bains)です。
2009年にリリースされた南アフリカ初のシングル・グレーンウイスキーとしても知られているこちらの商品は、一度バーボン樽にて3年間の熟成を行ったあと、さらに追加で2年間別の樽にて熟成する、ダブル熟成という製法をとることにより、一層フレッシュで洗練されたフレーバーを持つウイスキーに仕上がっています。
シンプルに南アフリカのナチュラル・ウォーターとイースト、そして国内産のグレーンのみを原料として生成されているこちらのベインズですが、バニラやシトラスを思わせるような香りのあとにトロピカルフルーツの熟成した甘みを感じることができます。
ピリッと舌に残るような余韻も心地よく、グレーンウイスキー特有の無個性さを良い意味で打ち消してくれているような、そんなウイスキーと呼ぶにふさわしいです。
そのまま飲んでも美味しいですが、ロックにするとより甘みや香りも引き立つような味わいになっていますので、気になる方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
ちなみにアルコール度数は43%と通常のウイスキーより若干高めだよ♪
アマルーラ・クリーム (Amarula Cream)
特徴:キャラメルの香り、クリーミーな甘さ、滑らかな口当たり
最後にご紹介するこちらは番外編になりますが、南アフリカにはアマルーラ・クリームと呼ばれる人気のリキュールがあるのをご存知でしょうか?
なんだかドラクエに出てきそうな呪文みたいね!
砂糖とクリーム、それにマルーラと呼ばれる木の実から作られているこちらのリキュールは、地元のバーではもちろんのこと、お菓子の材料としてもよく使用されるほど知名度の高い商品となっています。
マルーラなんて初めて聞いたわ!地元では結構見かける木の実なのかしら?
マルーラがなっている木は別名「エレファントツリー」とも呼ばれていて、アフリカゾウが好んでこの実を食べていることからそう名付けられたんだって♪
見た目はカフェオレそのものですが、アルコール度数は17%と意外に高いので、飲み過ぎには注意が必要です。
グラスに注ぐとキャラメルやナッツといった香ばしさに加えて、クリーミーでマイルドな風味も感じられるので、食後のデザートドリンクとして活躍するだけではなく、アイスクリームにかけても美味しくいただくことができます。
様々なアレンジが効くのもこうしたリキュールの強みとなっていますので、みなさんも本商品を見かけた際にはぜひ色々なレシピを試してみてくださいね。
まとめ
以上が酒のやまやで買える、南アフリカ産おすすめウイスキーのご紹介になります。
みんなはどれか気になる商品はあったかな?
ワインにブランデー、ジンなど南アフリカのお酒事情は2023年現在、ますます勢いを見せ始めています。
もしかしたら今後、世界五大ウイスキーに南アフリカが名を連ねる日も、そう遠くはないかもしれませんね。
普段とは違うお酒を飲んでみることで新しい発見があったりもするので、今回の記事を読んで少しでも気になる商品があったという方は、ぜひ一度ご自身で南アフリカのこだわりを実感していただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた、See you soon!
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