実写映画化決定!漫画「モブ子の恋」のあらすじや感想をレビュー

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みなさん、こんにちは!ゆっぽです。

冬が近づくにつれ、どことなく寂しい気持ちになることが増えてきた今日この頃。

巷では文化祭やハロウィーンなど、イベント事が多い時期でもありますが、筆者のように内気な「モブキャラ」にとってはこれらのキラキライベントも遠い世界の出来事のように感じられてしまいます。

しかし、今回ご紹介する漫画「モブ子の恋」はまさにそんな「モブキャラ」、すなわち主役よりも「脇役」の方に焦点を当てたキュン死に必須の恋愛ストーリーとなっています。

モブ子の恋はこんな漫画作品を探している人におススメ!
  • 爽やかさ&純愛度100%の王道ストーリーがお好きな方
  • クセがなく読みやすい、かつほっこりするような作品がお好きな方
  • 青春時代に戻ったような初々しい気持ちで主人公を応援したい方

この記事を読むことで、「モブ子の恋」のあらすじや見どころ、さらには読者のレビュー等についてもおさえることができますので、この秋におススメの漫画を探しているという方はぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。

なお、今回ご紹介する漫画「モブ子の恋」は電子書籍配信サービスRenta!で購入が可能ですので、気になる方はぜひ下記のリンクもあわせてチェックしてみてくださいね。

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それでは、どうぞ!

(注)ブログの記事内には一部ネタバレを含む要素が記載されていますので、予めご了承ください。

「モブ子の恋」のあらすじ

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出典:Renta!

20年間、ずっと片隅で“脇役”として過ごしてきた田中信子に芽生えた、初めての恋心。積極的な行動が苦手な彼女だが、勇気を振り絞って一歩ずつ距離を縮めようと努力する。ドキドキの大きさに、主役も脇役も関係ない。“主役”の恋に飽きたあなたに贈る、ささやかで爽やかな恋物語。

出典:Renta!

「モブ子の恋」は田村茜先生による恋愛漫画作品で、2023年9月現在でコミックスは17巻まで発売中、さらに2024年には実写映画化がされることも決定しています。

ぬっぽ
ぬっぽ

一般的な恋愛漫画作品は10巻もいかないで完結してしまうことが多いけれど、この作品は巻数から言ってもその人気ぶりがうかがえるわね。

主人公である「モブ子」こと田中信子(たなかのぶこ)は、ちょっと内気で控えめなどこにでもいる大学生の女の子。

アルバイト先のスーパーではノリの良い先輩からおしゃべりな後輩まで、色々なスタッフに囲まれて働いていますが、そのうちの同僚の一人である同い年の入江博基(いりえひろき)に恋をしています。

これまでなるべく集団の中でも目立たないように生きてきたモブ子は、初めての気持ちに戸惑い、博基に対してどう接したら良いのか分からずあたふたしてしまいますが、周りの仲間たちの支えや励ましもあって自分なりに少しずつ博基との距離を縮めていこうと努力します。

一方の博基も、恋愛感情は自分とは無縁のものだと割り切って生きてきたつもりでしたが、モブ子と出会ってからそれまでにはなかった新しい感情が芽生え、モブ子のことを知れば知るほどその感情は高まっていくのでした。

物語は2人が大学2年生の地点からスタートし、就職活動を経て社会人編へとつながっていきます。

時間の流れとともに2人を取り巻く環境が変化し、それに付随して2人もそれぞれ決断を迫られる場面もありますが、どんな状況においても決して変わらないのが「2人がお互いを思いやる気持ち」です。

『脇役だって恋をする』というキャッチコピーのもとで、モブ子と博基が一体どのような純愛ストーリーを紡いでいくのか、今後も2人の行く末に目が離せません。

「モブ子の恋」の見どころ

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出典:Renta!

「モブ子の恋」は一見するとドラマティックな展開の少ない単調な物語のように感じられますが、実は一旦読み始めるととことんハマってしまうような要素がたくさん盛り込まれているので、ここでは主な見どころポイントについてご紹介しておきたいと思います。

ゆっぽ
ゆっぽ

世代を問わず楽しめる作品になっているのでぜひ読んでみてね♪

ピュアすぎる2人の恋愛模様

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「モブ子の恋」コミックス1巻より抜粋

冒頭でもお伝えした通り、モブ子はこれまで地味で目立たない存在として生きてきたため、社交性のある人間がごくごく自然にできるような行動や言動もモブ子にとってはとても勇気の要ることだったりします。

モブ子の習性
  • 人と話す前に頭の中で会話のシミュレーションをする
  • 気を遣いすぎて何もできない
  • 間違えられても何も言えない
  • 教えるのは教わるのよりも緊張する
  • サッと声をかけてあげられない

そんなモブ子が恋をすることでちょっとずつ変わろうとしていく、その過程が物語を通してとても丁寧に描かれているので、読者としてはまるで親になったような気分で温かく見守らずにはいられません。

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「モブ子の恋」コミックス2巻より抜粋

同様に博基に関しても、傍から見るとポーカーフェイスで何を考えているのか分からないように見られがちですが、心の中ではモブ子のことを常に意識しており、お互いの目線からそれぞれの心情に追っていけるような展開も魅力の一つと言えます。

恋愛経験のない者同士で繰り広げられる、この上なく爽やかで初々しいエピソードの連続に悶え死ぬ読者も続出しているので、読む際には注意が必要です(笑)。

博基のさり気ないやさしさアプローチ

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「モブ子の恋」コミックス1巻より抜粋

筆者が個人的に最も注目して頂きたいポイントが、モブ子の意中のお相手となる博基のイケメン対応ぶりです。

バイト中に重い荷物の運搬を頼まれて困っているモブ子にさり気なく代わってあげたり、高いところにあるものをすかさず取ってあげたり、後ろから自転車が近付いてきた際に自分の方に引き寄せたりと、女心を全て知り尽くしているかのような神対応ぶりには思わず筆者もため息の連続です。

ぬっぽ
ぬっぽ

アンタには経験無いだろうからさぞ羨ましいでしょうね。

ゆっぽ
ゆっぽ

そんな殺生な…!

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「モブ子の恋」コミックス2巻より抜粋

そして極めつけはこちらのシーン。

デート中に靴擦れを起こしてしまい、それを我慢しているモブ子に気付いた博基はとっさに準備していた絆創膏を差し出します。

ぬっぽ
ぬっぽ

デートに絆創膏持って来るなんていつの時代のジェントルマンかしら?

ゆっぽ
ゆっぽ

しかもこの絆創膏の絵柄に注目してみて!なんとわたしが友情出演しているのよ♪

ぬっぽ
ぬっぽ

アンタは黙って魚の目シールでも貼っておきなさい。

こうした博基の胸キュンシーンが女性読者層の絶大な支持を集めている要因とも言えるでしょう。

2人を見守るバイト先の仲間たち

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「モブ子の恋」コミックス3巻より抜粋

「モブ子の恋」には一般的な恋愛漫画によくありがちな、恋敵となる強力なライバルの出現といった火花の散るような展開はありませんが、代わりにとてもほっこりするようなバイト仲間たちとの友情を拝むことができます。

ゆっぽ
ゆっぽ

バイト先の後輩である安倍ちゃんはとっても元気な女の子。モブ子とは正反対で気が合わなそうだけど一緒の時間を過ごすうちにお互いの友情を深め合っていくよ♪

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「モブ子の恋」コミックス4巻より抜粋

登場人物の誰もが2人の恋愛に協力的で、要所ごとに積極的にアドバイスをしたり、お膳立てをしたりしてモブ子と博基が幸せになるためのキューピッド的な役割を果たしています。

身近に頼れる第三者がいることはとても心強いだけでなく、2人が成長していくうえでも彼らは必要不可欠な存在となっていますので、ぜひそういった点にも注目して物語を読み進めて頂きたいです。

「モブ子の恋」を読んだ筆者の感想と考察

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出典:Renta!

これまで数多くの恋愛漫画を読んできた筆者ですが、モブ子の恋にはラブストーリーによくありがちなジェットコースターロマンス要素はほぼなく、むしろさざ波のような穏やかな心地よさがいつまでも漂っているような、そんな安定感こそが人気の秘訣なのではないかというのが筆者の率直な感想です。

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「モブ子の恋」コミックス4巻より抜粋

モブ子はとびぬけた美人というわけでもなければ、何か特別な才能に秀でているわけでもありません。

少女漫画でいうところの「ヒロイン属性」とはかけ離れているモブ子ですが、この「平凡さ」こそが多くの読者の共感を集め、惹きつけてやまないポイントにもなっているのではないでしょうか。

現実世界では決して起こり得ないファンタジーやフィクションを描くことでそこにある種の憧れを見出す作品も数多く存在するなかで、モブ子の恋は現代社会における若者のリアルな恋愛のかたちを見事に再現している作品と言えます。

どこにでもいるちょっぴり内気な女の子をあえてメインキャラクターに据えることで、読者はまるで自分自身をモブ子に投影するかのように作品と一体となって、この物語を心から楽しむことができるような作風に仕上がっています。

SNSの急速な発達により個々のつながりが「深く、狭い」ものから「浅く、広い」ものへとますます変化している現代において、人々が求めているのは「羨望」よりも「共感」であり、モブ子の恋はそんな読者の深層心理を見事にとらえているストーリーと言うことができるでしょう。

「モブ子の恋」の口コミとレビュー

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出典:Renta!

それでは最後に、「モブ子の恋」を読んだ読者のレビューをいくつかご紹介してこちらの記事を締めくくりたいと思います。

全体的なレビューを通して頻出していたキーワードは「尊い」「泣ける」「応援したくなる」といったポジティブなものがほとんどでしたが、読者によってはモブ子の煮え切らない態度や2人の恋の進展具合の遅さに「イライラする」と感じてしまう人もいるようです。

ぬっぽ
ぬっぽ

このあたりは読者によって見方が分かれるところね。

また、本作品は広島県を舞台としており、実際に存在する商業施設や駅名も作中で登場するため、地元民にとっては特に思い入れの強い作品となっていることを感じさせるコメントも見受けられました。

ぬっぽ
ぬっぽ

アニメでもそうだけど、聖地が地元ってなんだか誇らしいものね。

普通のシンデレラストーリーとはまた一風違った、新しい切り口を展開しているモブ子の恋は、男女問わず楽しめる作品となっていますので、気になる方はぜひ一度読んでみてくださいね。

まとめ

以上が筆者がおススメするイチオシの恋愛漫画、「モブ子の恋」のご紹介になります。

現時点ではまだ実写映画化にあたり詳しいキャスト等の発表はされていませんが、今後さらにモブ子熱がヒートアップすることは間違いないでしょう。

映画本編の前に原作をおさらいしておきたいという方はもちろん、これから新たに恋愛漫画というジャンルに踏み込もうとしている方にもぴったりの作品になっていますので、今回の記事を読んで少しでも興味が湧いたという方がいらっしゃいましたら、まずは試し読みからでもチェックされてみてはいかがでしょうか?

ゆっぽ
ゆっぽ

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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ではまた、See you soon!

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